設計サービス

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ワコンならではの開発プロセス

一般的なボックス開発プロセスと比べて、大きく違う点は、高精度に温度を予測することのできる温熱解析シミュレーションを使用している点です。
温熱解析シミュレーションを使用することで、早く、安心して開発を行うことができます。

定温輸送ボックスの設計

定温輸送ボックスを設計するということは、ボックスと保冷剤・蓄熱剤の組み合わせを決めることに他なりません。ボックスの性能は、断熱材の種類と厚み、気密性、遮熱性に左右され、保冷剤・蓄熱剤は融点の種類、数量、配置を決めなければいけません。

定温輸送ボックスの設計

つまり、定温輸送ボックスの設計とは、無数にある組み合わせの選択肢から最適なものを選ぶということです。その過程では、いくつかの選択肢に絞り込み、必要な温度条件、輸送条件を満たすことができるかどうかの検証をしなければいけません。その検証方法が的確でなければ、誤った選択をしてしまうことになります。誤った選択をしてしまうと、なかなか必要な温度条件を満たせず、実験を繰り返すことになり、時間とお金の浪費に繋がります。

定温輸送ボックスの設計
  • 定温輸送ボックスの設計には、的確な検証が大切
TEL 0736-77-2203
【営業時間】
9:00~17:30 土日祝休

温熱解析シミュレーション

ワコンでは、的確に検証する方法として、温熱解析シミュレーションを自社開発しました。温熱解析シミュレーションは、多くの保冷ボックスメーカーが従来使用している計算式よりも精度が高いものになっています。

一般的な計算式
ワコンの温熱解析シミュレーション

一般的な計算式では、箱内温度が一定である前提で、PCM(保冷剤・蓄熱剤)の数量を計算します。しかし、箱内温度は、常に一定であることはあり得ませんし、箱内温度が変われば、ボックスに流入する熱量が変わりますので、一般的な計算式には矛盾があります。しかも、PCMの配置を全く考慮されていませんが、PCMを固まりで置く場合と薄く広く置く場合で、箱内温度は大きく変わってきます。
ワコンの温熱解析シミュレーションでは、温度に影響を与えるすべてのファクターを入力した上で、刻々と変化する箱内温度を出力する計算式になっており、精度高く予測できます。

ワコンの温熱解析シミュレーション(無料)は、精度が高く箱内温度や商品温度を予測することができます。

下表にシミュレーションと実測値の差を示します。

シミュレーションと実測値
  • 48時間においては±0.5℃以内、96時間においては±3℃以内になっている

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