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PCM(保冷剤・蓄熱剤)のワンオペレーション

課題

日本には、四季があります。また、南北に伸びた国土を有しています。輸送を12ヶ月行う場合や全国に配達する場合、季節や地域で変わる外気温に対応した定温輸送を考えなければいけません。
夏と冬で使用するPCM(保冷剤や蓄熱剤)を変えたり、PCMの種類を増やすことで、対応しているケースもありますが、春や秋はどうするのかといった問題や、複数種類のPCMの運用管理が煩雑になってしまうという問題があります。

研究内容

まずは、外気温の影響をミニマイズしなければいけません。そのために、ワコンでは、最高スペックの真空断熱材の製造、仕様、組込方法にこだわり、従来品の約2倍の断熱性能を有するボックス、V-BOXを開発しました。この箱を使用すれば、外気温の影響を受けずに、PCMの融点・凝固点に近い温度領域での長時間保持が可能になるので、季節を問わず、同じPCM条件で運用可能なの定温ボックスのワンオペレーションの実現が視野に入ります。

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